ネイルサロンで働くには?
ネイルサロンで働くのには実はネイルの資格は必須ありません。
ただ、基本的なネイルの知識やサロンワーク、技術などを持っている証明といった意味で多くのサロンが求人の条件にネイリスト技能検定を取得している人をあげています。
ですので、もしネイルサロンで働きたいのであればネイルの資格を持っているとアピールポイントになります。
ネイル資格を取得するにはスクールに通うのがいちばんの近道となりますが、資格取得と同時にネイルサロンへの就職を斡旋してくれるスクールもあります。
そういったスクールの制度を利用してサロンへ就職するのもひとつの手段でしょう。
ネイルサロンで働くには、技術はもちろん接客のスキルも重要となってきます。
スクールによっては、スチューデントサロンを持っている所もありますのでそういった場で自分のネイリストとしての適性を判断するのも良いでしょう。
サロンへの就職を見越してスクールへ通うのであれば、ある程度きちんとした設備やカリキュラムを組んだスクールに通うようにしましょう。
できるだけネイルスクールへ問い合わせたり、資料請求をするなどして事前にスクールの情報を集めておくことも大事です。
ネイルサロンでの研修と実務
ネイルサロンでは実務経験がない人を雇う場合、最初は雑務から、ネイリストのアシスタントとして働くことになります。たとえば、ネイルサロンの掃除、消耗品の補充、お客様へのお茶出しといった誰でもできる雑務やネイリストのアシスタントとして、必要なアイテムの準備やお手伝いがメインとなります。
時間の合間にネイルの練習をチップや先輩のネイリストの手を使って行います。
サロンが閉店してからも、自分の友達やモデルを頼んで、実際の人の爪を使って練習もします。
そうして一通りの技術と経験を身に着けてから、やっとお客様の施術にプロのネイリストとして施術を行えるのです。
最初は広告のためのネイルチップの作成のお手伝いや、ブログやインスタに掲載するネイルチップの作成などもアシスタントとして研修生がすることも多いです。
お客様の実際の手を使っても心配ない技術を積むには最低でも3カ月から半年はかかると思った方がいいです。またネイルサロンの雇用形態などもそれぞれなので、研修期間中のお給料などは確認が必要です。
プロのネイリストになるのは簡単ではありません。趣味の延長線上でできる人、続けられる人は本当にネイルが好きな人だけです。
ネイルサロンも閉店・倒産することもある競争の厳しい業界です。
そういったことも覚悟の上で腕を磨いた人が生き残れるのがネイリストさんです。
プロのネイリストになるにはある程度の心構えを持って臨みましょう!